企業経営における『潤滑剤』は総務・経理部門です
小規模な経営規模であれば、代表者である社長が全ての業務を遂行することになりますが、経営規模が大きくなり、雇用者や取引先・関係先が増えることにより、さまざまな業務が増えていきます。その中でも、総務・経理部門の業務については、利益に直接作用するものではないため、その業務プロセスの見直しや、人的リソース配分が後手に回ることが多いでしょう。
しかし、ひとたび総務・経理部門が機能不全に陥ると、結果的に全ての業務がストップしてしまう可能性を持ち合わせています。そのような状態に陥ってしまうと、対外的な信用が損なわれるのはもちろんのこと、重要な経営リソースのひとつであるスタッフの社外流出を引き起こす可能性もあります。言わば、総務・経理部門は会社の潤滑剤と言える存在なのです。
中小企業の総務・経理に起きている現象
- 会社における『何でも屋』になってしまい、常に業務に追われている
- 他の部門業務との兼務が多く、専任スタッフを配置することが難しい
- 誤り、伝達ミスが起きてはならない業務のため、スタッフの心理的負担が大きい
- 経営陣が考える『理想』と、総務・経理部門で起きている『現実』に乖離がある
- 総務・経理部門の将来ヴィジョンが存在しない
- 総務・経理業務の改善をしようにも、自社内で改善するアイディアに乏しい
これらのうち、御社の現状に当てはまるものは存在するでしょうか?
Calcoが提供する総務・経理支援サービス
企業経営を円滑に進めるために、われわれCalcoでは総務・経理部門に対する支援サービスを展開しております。これらの支援サービスを活用し、より良い会社経営を目指してみませんか。
ドキュメント管理
取引先や関係各所から膨大に送られてくる書類やデータを整理・保管することは税務要件で求めらますが、同時に経営管理の側面からも重要です。Calcoでは、御社に代わってドキュメントの整理・管理を行い、いつでも必要な情報にアクセスしやすい環境の構築支援をいたします。
各種口座振込手続きの支援
外部取引において絶対に重視しなくてはならない資金振込作業においては、誤りや不正があってはなりません。一方、送付されてきた請求書から正しい振込額を確認し、金融機関で振込作業を行う手間は大きく、月末締め日近くになると業務に追われることが多くなります。Calcoでは、ネットバンキング等の機能を活用し、振込手続きの後方支援が可能です。
請求書・売掛金管理の支援
資金繰りを安定させるためには、早期の資金回収が重要となります。一方で、請求書の作成・発行や売掛金の管理は煩雑な要素が多く、企業それぞれが苦労するポイントでもあります。Calcoでは、請求・売掛金の管理を円滑に進めるためのシステム導入、運用支援を実施しています。
給与計算支援
中小規模の企業が成長するとき、一番のハードルとなるのは給与計算にかかるリソースが飛躍的に増加することです。雇用スタッフの労務時間、残業、休日出勤の集計、有給休暇の管理など、従前は中小企業には強く求められていなかった法令遵守も、昨今の情勢変化により必ず抑えなくてはならないポイントに変わりました。Calcoでは、これらの煩雑な業務をシステム化した上で円滑かつ正確に進めるための支援を行っています。
総務・経理プロセスの改善・再構築
- 昔から「この手順、この手法」でやっていたので、今更変えたくない
- 従業員が少ない頃から業務フロー(プロセス)を見直していない
- 総務・経理部門が会社成長のスピード感から取り残されている
- 役割・権限の分担がうまく行かず、業務領域の重複・二重業務が多く存在する
すでに自社内で総務・経理部門のリソースが確保できている企業においても、現状フローに課題問題を抱えていることがあります。特に、数年でスタッフ数が倍増するといった高成長を遂げた企業においては「人数が少なかったときには問題なかったが、現在は課題が山積している」という事例も多数存在します。
Calcoでは、総務・経理部門の再構築に関してもご支援が可能です。標準的な再構築支援の業務フローは以下のとおりです。実施に関しては、御社の総務・経理ご担当者との面談、会社経営層のヴィジョンヒアリングを経て方針決定いたします。
- 現状業務フローのヒアリング・分析
- 現状業務フローの見える化実施
- 役割・権限設定のヒアリング・分析
- 現状稼働システムの要件確認、使用状況の分析
- 営業販売部門・製造部門と総務・経理部門の連携状況ヒアリング・分析
- 従事スタッフのスキル・経験の確認と分析
- 理想的業務フロー案の作成、検討
- 上記フロー・プロセスのマニュアル化
- 新業務フローのスタートアップ支援